キムラタンの4〜6月期、最終赤字1億1000万円 費用減で赤字幅縮小
- 2020/08/08
- 01:20
キムラタンが7日に発表した2020年4〜6月期の連結決算は、最終損益が1億1000万円の赤字だった。前年同期の1億4500万円の赤字から、赤字幅が縮小した。アパレル事業では減収だったが、店舗の営業時間短縮による人件費の減少や出張費の削減など、費用減が寄与した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い支給申請した助成金3600万円を営業外収益に計上したのも下支え。
売上高は前年同期比2%減の10億4700万円、営業損益は1億3300万円の赤字(前年同期は1億4300万円の赤字)になった。ベビープラザ、ボブソンショップ、テナントショップの店舗3業態の売上高は前年同期比25.9%減の4億8500万円になった。一方でネット通販は送料無料キャンペーンもあって、69.2%増の3億1500万円と伸びた。これらに卸業態を含めたアパレル事業の売上高は7.0%減の9億8300万円だった。
2021年3月期の連結業績予想は、7月17日に開示した予想を据え置いた。最終損益は2億2000万円の赤字(前期は5億8000万円の赤字)になる見通しを据え置いた。
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