(解説)神戸市債の残高が20年ぶり実質増加、「震災財政」の終幕を示す 

 神戸市が21日に発表した2019年度の決算によると、市の借金を示す神戸市債の実質的な残高が1999年以来20年ぶりに増加したことが明らかになった。1995年に発生した阪神淡路大震災からの復興費用がかさんだことで財政が悪化し、回復のために一方的に支出を切り詰める緊縮財政、いわば「震災財政」の終幕を象徴した。それでも19年の決算で財政の健全化を示す指標は、改善が続いた。大都市の経済運営において行政の重要な役割である「...

高島三井住友銀頭取、兵庫のスタートアップ「こんなはずはない」 記念式典で

 三井住友銀行の高島誠頭取CEO(最高経営責任者、写真)は21日開催した、兵庫県の「起業プラザひょうご」移転と三井住友フィナンシャルグループの「hoops link kobe(フープスリンク神戸)」開設の記念式典で、2010年以降の都道府県別での起業数は兵庫県が5位(41社)にとどまるとのデータを紹介したうえで「こんなはずはない、これでいいはずはない」と述べ、神戸を拠点とした起業の可能性の大きさを強調した。「どれを取っ...

井戸兵庫知事「情報系インフラきちんと整備」 起業プラザひょうご開業式典で

 兵庫県の井戸敏三知事(写真)は21日に開催した、スタートアップ(起業)支援拠点である「起業プラザひょうご」の移転オープン記念式典で、兵庫県によるスタートアップ支援について「情報系のインフラをきちんと整備したうえで、支援をしていく必要がある」と強調。例として、兵庫県内の行政機関や教育機関などのネットワークである兵庫情報ハイウェイの強化を進めていることを説明した。 井戸氏は兵庫情報ハイウェイについて「...

三井住友FG、神戸で起業家支援を強化 東京に次ぐ拠点「起業プラザ」に併設

 三井住友フィナンシャルグループと中核会社の三井住友銀行は21日、三井住友銀行神戸本部ビル(神戸市中央区)の2階にスタートアップ(起業家)支援の拠点である「hoops link kobe(フープスリンク神戸)」を9月1日に開設すると発表した。兵庫県の「起業プラザひょうご」と国連プロジェクトサービス機関(UNOPS、ユノップス)のスタートアップの育成拠点「グローバル・イノベーション・センター(GIC)ジャパン神戸」...

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