ワールド、低収益の358店を撤退など構造改革 希望退職200人を募集

 アパレル大手のワールドは5日、ブランドの廃止・統廃合や低収益店358店の撤退に加え、希望退職者200人の募集を柱にした構造改革を実施すると発表した。2021年3月期に57億円の構造改革費用を計上する。ブランドや店舗数の削減などは今期からの3年間の中期計画で段階的に計画していたが、新型コロナウイルスの感染拡大で業績が悪化したのを機に前倒しする。22年3月期以降は年36億円程度の損益改善効果を見込む。(写真は神戸市...

ワールド、今期営業赤字67億円に上方修正 緊急事態後の販売が想定上回る

 アパレル大手のワールドは5日、2021年3月期の連結営業損益(国際会計基準)が67億円の赤字(前期は123億円の黒字)になる見通しだと発表した。従来予想である71億円の赤字から上方修正した。政府による新型コロナウイルスの緊急事態宣言が想定よりも早く解除になったことから、4〜6月期の業績が想定を上回ったことなどが寄与。ブランドの統廃合や不採算店の撤退、希望退職と構造改革を前倒しするが、構造改革費用の約57億円...

シスメックスの4〜6月期、純利益33%減 世界的に検査試薬伸びず減収で

 シスメックスが5日に発表した2020年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比33%増の44億円だった。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、新型コロナ以外の患者が病院を訪れる機会などが減少。世界的に血液検査や尿検査などの検査数が減少し、利益率の高い検査試薬の販売が影響を受けた。検査機器の販売は増えたが、補えなかった。 売上高は12%減の605億円、営業利益は38%減の69億円になった。地域別...

ヒラキ、今期純利益30%増の見通し テレワーク普及など通販拡大で

 格安靴などを製造販売するヒラキは5日、2021年3月期の連結純利益が前期比30%増の4億2000万円になりそうだと発表した。相対的に利益率の高いネット通販を中心とした通信販売事業が伸びて、同社全体としても収益が拡大する見通しだ。新型コロナウイルスの感染防止を目的に、外出を控えてネット通販に急速にシフトする勢いは4〜6月期で一巡したが、テレワークなどの普及で自宅で過ごす時間が増えているのが背景だ。 売上高は...

神戸市が国内ドル建て3年債を起債 利率0.582%・発行額は8000万ドル

 神戸市は5日、国内の機関投資家向けに発行する米ドル建て、3年物公募地方債「神戸市令和2年度第8回公募公債(3年)」の発行条件を決めた。表面利率は0.582%、発行価格は額面100米ドルにつき100米ドル(応募者利回り0.582%)になった。8月17日に発行し、償還期限は2023年8月17日。発行額は8000万ドル。主幹事はゴールドマン・サックス証券が務めた。 神戸市は7月31日に米ドル建ての5年債(発行額2億1000万ドル)の条...

(今日の株式相場)小反落か、輸出関連などに利益確定の売り 2万2400円台も

▽小反落か、輸出関連などに利益確定の売り 日経平均は2万2400円台に下落も 5日の東京株式相場は小反落しそうだ。前日に日経平均株価が大幅に上昇した反動で、利益確定の売りが先行するとみられる。外国為替市場で円相場が1ドル=105円台に上昇と、106円台だった前日に比べて円高・ドル安になったことで……▽注目銘柄・2銘柄▽今日の行事予定(発表予定など)▽前日の相場予想……など。▽関連コンテンツ・メールマガジン「今日の株....

IMOCKはLANTIKIが事業承継 産業振興財団、後継者探し支援で2例目

 神戸市が2018年度に始めた企業の後継者探しを支援する「100年経営支援事業」の実施主体である神戸市産業振興財団(神戸市中央区)は4日、IMOCK(イモック)のブランド名で登山用リュックサックを製造する「神戸ザック」(神戸市長田区)の事業を、セレクトショップLANTIKI(ランチキ)を展開する「ワークトゥギャザー・ロックトゥギャザー」(神戸市中央区)が引き継ぐことに決まったと発表した。同財団による事業...

広告

広告

広告

カレンダー

07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

広告

広告