ワールド、21年12月の既存店売上高が10.2%増 全販路・全子会社が前年比増
- 2022/01/06
- 19:23
【神戸経済ニュース】アパレル大手のワールド(3612)が6日発表した2021年12月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の10.2%増(速報値)だった。2カ月連続で前年同月を上回った。冬物の販売が進み、全販路、雑貨を含む全子会社で前年同月を上回った。冬らしい寒さが追い風になり、アパレルが全般に好調だった。
主力ブランドの多くが前年同月比で10%超伸びた。品種別ではニットやアウター(上着)、冬小物がけん引した。会員向けの事前販売会(プレセール)などでも、例年以上に定価での販売が増えた。
新型コロナの影響が出る前の19年12月との比較では81.0%だった。休日は19年12月が1日多かった。国内で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がなかった21年10〜12月の売上高は、19年の同期と比べておよそ80%を確保。21年4〜9月期の同62%に比べて大幅に改善した。
21年12月の新規出店はなく、1店舗を撤退。月末時点の小売店舗数は1809店になった。
主力ブランドの多くが前年同月比で10%超伸びた。品種別ではニットやアウター(上着)、冬小物がけん引した。会員向けの事前販売会(プレセール)などでも、例年以上に定価での販売が増えた。
新型コロナの影響が出る前の19年12月との比較では81.0%だった。休日は19年12月が1日多かった。国内で緊急事態宣言やまん延防止等重点措置がなかった21年10〜12月の売上高は、19年の同期と比べておよそ80%を確保。21年4〜9月期の同62%に比べて大幅に改善した。
21年12月の新規出店はなく、1店舗を撤退。月末時点の小売店舗数は1809店になった。
一方、ネット通販の売上高は前年同月比4.7%減。引き続き構造改革に伴うブランド数の減少が売上高の抑制要因だが、存続したブランドで比較すると36.5%増になった。前々年に対する伸び率は18.8%増。
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