ワールド、6月の既存店売上高が20.0%減 前々年比31.2%減

 アパレル大手のワールド(3612)が5日発表した6月の月次動向は、国内既存店舗の小売り売上高が前年同月の20.0%減だった。昨年6月にはなかった新型コロナウイルスの緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の実施を受けて、都市部の店舗を中心に土日を休業した店舗や、営業時間の短縮が相次いだのが響いた。6月20日時点で、週末の休業店舗が169店、時短店舗が269店だった。

 梅雨の影響が少なく、本州では晴れも多く暑くなったため、多くのアパレルブランドではシャツが好調だった。半袖プルオーバーも伸びた。ブランド別ではジュエリー「ココシュニック」のイヤーカフや、「ヒロコハヤシ」のバッグが売上高をけん引。肌着が「リサマリ」が堅調だったのに加え、ユーズドの「ラグタグ」も復調が目立った。

 ネット通販の売上高は前年同月比13.8%減。前年同月に換金優先のバーゲンで売上高を伸ばした反動が表れた。新型コロナウイルスの影響がない19年6月との比較では、国内既存店の売上高は31.2%減だった。

 6月は新規出店が2店で、16店舗を撤退した。出退店やネット通販も含んだ国内の小売り売上高は前年同月比22.4%減だった。

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