神戸市議選に96人が立候補 定数69、1増の東灘には17人出馬
- 2019/03/29
- 23:13
4月7日に投開票する神戸市議選の告示日である29日、神戸市選挙管理委員会は同市議選に96人が立候補したと発表した。神戸市議会の定数は69人。地方議員の担い手不足が指摘されるなか、神戸市では9区すべてで無投票が回避された。特に今回から議席数が1増で10になった東灘区には17人が立候補し、激しい競争になった。(写真は最高層部に議会が入居する神戸市役所=資料)
東灘区は現職8人と新人9人の合計17人が立候補。自民、共産、維新が複数の候補を立てたほか、無所属の立候補者が現職2人を含む6人と多い。半面、今回の定数が1減の4になった長田区は立候補者が5人にとどまった。自民、公明、共産、維新の各現職に自民の新人が加わって戦う。灘区、中央区はともに定数6に対して1人多い7人が立候補。長田区同様、かろうじて無投票が回避された形だ。
人口減少時代を迎える中、今後の都市計画の進め方などが議論になりそう。期日前投票は30日から各区役所などで受け付けるほか、4月4〜6日にはイオンモール神戸南(神戸市兵庫区)も期日前投票所になる。神戸市では初めて、商業施設内で期日前投票を実施する。
- 関連記事
-
- 国際航路協会が神戸で年次総会 6月に日本で15年ぶり、港湾都市アピール (2019/04/01)
- 第二神明が4月1日から新料金 明石西〜須磨は480円に値上げ (2019/03/31)
- 神戸市議選に96人が立候補 定数69、1増の東灘には17人出馬 (2019/03/29)
- 久元神戸市長、北神急行線の買収「東京一極集中を断ち切る思い切った措置」 (2019/03/29)
- 神戸市、北神急行の資産買収発表 税別198億円で、三宮〜谷上280円に (2019/03/29)
広告