神戸市議選に96人が立候補 定数69、1増の東灘には17人出馬

20171129神戸市役所1号館

 4月7日に投開票する神戸市議選の告示日である29日、神戸市選挙管理委員会は同市議選に96人が立候補したと発表した。神戸市議会の定数は69人。地方議員の担い手不足が指摘されるなか、神戸市では9区すべてで無投票が回避された。特に今回から議席数が1増で10になった東灘区には17人が立候補し、激しい競争になった。(写真は最高層部に議会が入居する神戸市役所=資料)

 東灘区は現職8人と新人9人の合計17人が立候補。自民、共産、維新が複数の候補を立てたほか、無所属の立候補者が現職2人を含む6人と多い。半面、今回の定数が1減の4になった長田区は立候補者が5人にとどまった。自民、公明、共産、維新の各現職に自民の新人が加わって戦う。灘区、中央区はともに定数6に対して1人多い7人が立候補。長田区同様、かろうじて無投票が回避された形だ。

 人口減少時代を迎える中、今後の都市計画の進め方などが議論になりそう。期日前投票は30日から各区役所などで受け付けるほか、4月4〜6日にはイオンモール神戸南(神戸市兵庫区)も期日前投票所になる。神戸市では初めて、商業施設内で期日前投票を実施する。

関連記事

広告

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

広告

神戸経済ニュース twitter

広告

神戸経済ニュースについて

神戸経済ニュース

Author:神戸経済ニュース
「神戸を知ると世界が分かる」を合い言葉に、神戸の景気・企業・金融・経済政策などにまつわる話題を随時お伝えします。すべての記事がオリジナルです。

詳しくはこちら。

広告