川重が下値模索、7日ぶり年初来安値 収益悪化を嫌気の動き続く

20191231神戸株ワッペン

終値 2063円 -23円(1.10%)


【神戸経済ニュース】22日の東京株式市場では川崎重工業(7012)が反落。一時は前日比86円安の2000円まで下落し、11日以来7営業日ぶりに年初来安値を更新した。9日の取引時間中に2022年3月期の業績予想を下方修正して以来、業績の改善の鈍さを嫌気する値動きになっている。今期の連結最終損益は150億円の黒字(前期は193億円の赤字)と、従来予想の190億円から黒字幅が縮小する見通しになったのを嫌気した売りが続いている。

 下方修正は、中国で現地企業との合弁会社である造船会社で、持ち分法による投資損失が発生したのが主因。鋼材価格の上昇などを受けて収益が悪化した。7〜9月には最終赤字を計上した計算と、収益が急速に悪化した形だ。ただ中国企業での損失は、川重のコスト制御が効かない可能性が残るといった見方から、下期に一段と中国合弁会社での損失が膨らむことへの警戒感から売りが出やすくなっている面もあるとみられる。

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