レストラン船「ルミナス神戸2」、1年8カ月ぶり運航再開 夕景に焦点

20211104ルミナス神戸2

【神戸経済ニュース】神戸港の中突堤(神戸市中央区)に発着する国内最大級のレストラン船「ルミナス神戸2」が3日、昨年3月1日以来およそ1年8カ月ぶりに乗客を乗せた運航を再開した。同日は招待客や関係者などが乗船するイベントだったが、6日からは一般の乗客を乗せた運航も始まる。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて乗客が激減し、運航会社の旧ルミナス観光が昨年3月2日に民事再生法を適用申請。西日本初の新型コロナ倒産とされたが、新たな運航会社のもとで再出航することになった。

 運航を引き受けたのは、中突堤と対面する高浜岸壁からレストラン船「コンチェルト」を運航する、神戸クルーザー(神戸市中央区)だ。今後は「コンチェルト」「ルミナス神戸2」の2隻体制でレストラン船を運航する。両船とも夕日と明石海峡大橋に焦点を絞り、海上ならではの景色に囲まれて食事を楽しめる。「コンチェルト」が着席する乗客にコース料理を提供するのに対し、ルミナス神戸2はバイキング料理を提供。最大乗船客数1000人という規模で、多様なパーティーなどにも対応する。

 ルミナス神戸2は訪日外国人観光客が多く利用していたこともあり、構造的に新型コロナの影響を大きく受けやすかった面がある。だが神戸クルーザーによると、同社がルミナス神戸2の運航を引き受けることが正式に決まった昨夏以来、国内から運航再開の問い合わせが断続的に入っていたという。加えて緊急事態宣言が解除されて、兵庫県が独自の感染対策を修了した今年の10月22日以降、修学旅行で利用することへの問い合わせが目立って増加した。国内にも根強い需要があるとみて運航再開に踏み切った。

 「THE KOBE CRUISE」のブランドを立ち上げ、ルミナス神戸2とコンチェルトの両船を同時に広告宣伝できる体制にした。ルミナス神戸2は平日は修学旅行などの団体需要に対応する予定で、一般の予約は土日祝の運航に受け付ける。ルミナス神戸2の「バイキング」は洋食、中華、スイーツが食べ放題で大人7700円(小学生3300円、3歳以上の幼児1650円)。「屋台風バイキング」はウインナーと豚バラ、焼き野菜のBBQ、焼きそばなどで5800円(小学生2900円、幼児1200円)が食べられる。いずれもソフトドリンク飲み放題が付き、乗船料、消費税込み。

 出航時刻は、乗船時間が約2時間半の「トワイライトクルーズ」が午後4時半など。日没の時刻が変わるのに合わせて、季節によって出航時刻を変える予定だ。

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