斎藤兵庫知事、衆院選「安定と改革の期待にバランス表れた」県内自民10・維新9で

20211103斎藤知事

【神戸経済ニュース】兵庫県の斎藤元彦知事(写真=兵庫県が配信した動画より)は2日の定例記者会見で、10月31日の衆院選では兵庫県で自民が10議席、維新が9議席、立民が2議席などをそれぞれ獲得したことについて「政権予定である自民・公明への安定的な国政運営と、日本維新の会の改革への期待が県内でもバランスとして表れた」との認識を示した。斎藤知事は自身としても「県政としても安定と改革のバランスをしっかり量りながらやっていきたい」と話した。

 斎藤氏は7月の知事選で、自民と維新の両方から推薦を受けていた。今回勢力を伸ばした維新の副代表である吉村洋文大阪府知事は、同府で進めた改革を兵庫県内でも実行したいと主張している点について記者が問うと、「政府・与党との連携は兵庫県政を安定させるのに、きわめて大事な軸」とする一方、「これからの大きな関西の発展、兵庫県の活性化を考えたときに、(維新が府政を握る)大阪との連携も大事な要素と考えている」と答えた。

 斎藤氏は3月まで総務省からの出向で大阪府職員だった。衆院選で維新が躍進した背景に、かつての上司である吉村知事が新型コロナウイルス対策活躍が有権者の間で評価を高めたとの説がある。これについて記者が質問すると、「兵庫と大阪がしっかり連携して、関西全体を盛り上げていくということを一緒にやっていきたい」と述べるにとどめた。

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