フェリシモ、今期純利益40%減に上方修正 上期客数・客単価とも伸び

20210929フェリシモ修正

 カタログ通販大手のフェリシモ(3396)は29日、2022年2月期の連結純利益が前期比40%減の7億7600万円になりそうだと発表した。従来予想の3億9000万円から減益幅が縮小する。顧客の新規獲得が進み顧客数が想定を上回って推移したうえ、顧客単価も想定を上回たことで上期(3〜8月期)の売上高が予想を上回った。一般管理費や設備費が想定を下回ったのが寄与する。

 売上高は2%減の327億円、営業利益は58%減の6億3100万円を見込む。従来予想は321億円、3億7700万円だった。顧客数の獲得には独創的な商品の提供に加え、広告宣伝の強化が奏功したとみる。主力の通販事業が好調で、神戸市中央区の新本社ビルに開設するミュージアム、レストラン、ワイナリーの開業が新型コロナウイルスの影響で遅れる分、売上高が減少するのを補う。

 フェリシモは10月5日に3〜8月期決算発表を予定する。

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