(動画)「フェリシモチョコレートミュージアム」10月22日開館で記念式典



 通販大手のフェリシモ(3396)は28日、「フェリシモチョコレートミュージアム」の開館を10月22日に控えて、同館を設けるフェリシモ本社ビル(神戸市中央区)で記念式典を開催した。同ミュージアムでは開館前から幅広く呼びかけて、世界中からチョコレートのパッケージを収集。すでに1万2000点を超えるパッケージのコレクションが目玉の1つだ。ミュージアムの館長を務める同社の矢崎和彦社長は式典のあいさつで、「チョコレートが嫌いだという人に出会ったことはなく、チョコレートは人を幸せにする。その幸せを包み込むパッケージをぜひご覧いただきたい」と語った。

 式典では神戸市の久元喜造市長、神戸観光局の尾山基会長(アシックス会長CEO)が祝辞を述べたのに続き、これまでに作ったケーキやチョコレートのパッケージで常設展に協力した洋菓子職人で、パティシエエスコヤマ(三田市)の小山進代表が、日本のチョコレートのパッケージの素晴らしさを力説。日本は贈り物にチョコレートを使うこともありパッケージが発達し、欧州のパッケージにも影響したと説明した。これからも「フェリシモチョコレートミュージアムに飾ってもらえるように商品開発を続けたい」と小山氏は話していた。

 フェリシモチョコレートミュージアムでは、パッケージの常設店に加え、企画展も開催。開館時の企画展はカカオの袋にも使われるジュートをキャンバスにして描くイタリアの画家ヴァレリオ・ベッルーティ氏の作品17点を展示す企画展「AMAI-Valerio Berrutiの世界-」と、世界的な機械式腕時計メーカーであるフランクミュラーが展開する洋菓子や食器などを紹介する「The flow of sweeet time -FRANCK MULLER 至福の時-」の2つを開催する。壁一面に展示じた、チョコレートのパッケージも圧巻だ。

 密集を回避するために入場は事前予約制。同ミュージアムのホームページで来館30日前から予約できる。入館料は一般1500円、中・高・大学生は1200円、小学生は500円など。22年3月21日までは開館記念で一般1000円、中・高・大学生は800円、小学生は300円など。

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