フェリシモ、今期純利益70%減に 新本社の減価償却を開始で・広告宣伝費も増額

20210407フェリシモ決算

 通販大手のフェリシモ(3396)は7日、2022年2月期の連結純利益が前期比70%減の3億9000万円になりそうだと発表した。1月から使用を開始した神戸市中央区新港町の新本社ビルの減価償却が始まるうえ、前期に増加した顧客数をさらに伸ばすための広告宣伝費の増額も計画する。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた「巣ごもり消費」は一巡するなか、新本社を活用して顧客との関係強化をめざす。

 売上高は3%減の321億円、営業利益は75%減の3億7700万円を見込む。前期は新型コロナの影響で外出を控える動きが広がり、自宅で過ごす時間を楽しむための生活雑貨や手作りの商品が延びた。顧客数も想定以上に伸びたが、この勢いは一巡するとみる。一方で新本社に開設したホールの活用に加え、新本社内で同社としては初のレストランの開店を秋に控えるなど、通販では実現しなかった顧客の顔が見える事業も、新型コロナの感染状況を見極めながら積極化する考えだ。

 今期の年間配当金は期末に5円を予定する。前期に実施した10円の記念配当を廃止。20年2月期と同額に戻す。

 同時に発表した21年2月期の連結決算は、純利益が前の期に比べて3.5倍の12億8500万円になった。期末にかけて都市部で新型コロナの緊急事態宣言が再発令されたこともあり、2月15日に示した従来予想よりもやや上振れした。売上高は前の期比16%増の332億円、営業利益は4.9倍の15億円だった。

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