フェリシモが急反落、値下がり率4位 通期上方修正も出尽くし感
- 2021/09/29
- 17:29
29日の東京株式市場ではフェリシモ(3396)が急反落。一時は前日比160円安の1629円まで下落した。終値でも東証1部の値下がり率ランキングで4位に沈んだ。午前10時に2022年2月期の連結純利益が前期比40%減の7億7600万円になりそうだと発表したのがきっかけ。従来予想の3億9000万円から上方修正し、減益幅が縮小する見込みなった。ただ同社株は収益上振れ期待で買われてきただけに、材料出尽くし感から売りが膨らんだ。
上方修正は3〜8月期の売上高が想定を上回ったことが主因。販管費などの経費圧縮も進んでいるという。同社によると、3〜8月期は主要なブランドの売上高がすべて前年同期を上回った。さらにロングセラーの女性下着「ヨガ気分ブラ」が好調だったほか、新製品「ステンドグラスの傘」がネットを通じて話題になり、想定を上回る売れ行きだったという。同社は10月5日に3〜8月期の決算発表を予定する。
▽関連記事
- 関連記事
-
- 日経平均4日続落、終値は2万9452円 前日比91円安 (2021/09/30)
- 今日の株式相場・反発か、前日大幅安の反動で 2万9700円台に上昇も (2021/09/30)
- フェリシモが急反落、値下がり率4位 通期上方修正も出尽くし感 (2021/09/29)
- 日経平均が大幅安、終値は2万9544円 前日比639円安・4週ぶり安値水準 (2021/09/29)
- フェリシモ、今期純利益40%減に上方修正 上期客数・客単価とも伸び (2021/09/29)
広告