神戸市、新設「技術審議監」に武田広氏 神戸大の前学長

20210530武田広氏

 神戸市は6月1日付で、神戸市技術審議監に神戸大の前学長である武田広氏(71、写真=神戸市提供)が就任する人事を発表した。企画調整局・政策調査課内に4月、新設した「都市政策研究室」を統括する局長級、非常勤の役職だ。都市政策研究室は中長期的な政策課題の発掘と解決策を検討するのが目的の部署でシンクタンク機能と位置付ける。神戸市技術審議監も武田氏の就任に伴い新設する。

 神戸市によると「学識経験者であるうえに大学経営も経験し、幅広い人的なネットワークを持つ武田氏が政策調査の統括に適任と判断して招請した」(企画調整局企画課)という。神戸市が関係する都市政策の研究機関としては、季刊誌「都市政策」を発行していた神戸市の外郭団体「旧神戸都市政策研究所」が2018年に解散した経緯があった。

 武田 広(たけだ・ひろし)氏 1978年東大院・理学系研究科博士課程修了、89年神戸大学理学部教授。2009年理事、15年学長。21年3月に神戸大を退職し、4月に神戸国際協力交流センター理事長。愛媛県出身。

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