兵庫知事選 中川氏が選挙公約を発表、コロナ対策「兵庫モデル」提唱

20210531中川暢三氏

 7月18日に投開票する兵庫県知事選に、無所属で立候補する予定である元加西市長の中川暢三氏は31日、記者会見して選挙公約を発表した。中川氏は新型コロナウイルス対策について、「兵庫モデル」を提唱。経済活動を再開しやすい形で感染対策を進めるのが特徴だ。「適切な感染対策を講じた飲食店には、お酒も含めた通常の飲食営業を認める」と話した。このほかIT(情報技術)を活用して感染状況などを「見える化」したいという。(写真は記者会見で「兵庫モデル」の概要を手にする中川氏)

 コロナ対策について「後手に回っている国の対策を待つのではなく、独自の対策を打ちたい」と強調。重症病床を増設すると同時に、民間病院の医療資源を活用を進めると主張した。国に感染症分類の見直しを要請し、一般のインフルエンザと同様の分類にすれば「医師会の医療資源はもっと有効に活用できる」と話す。国産ワクチンの開発支援のほか、既存薬の中から有効な医薬品を治療薬として活用する動きも進める考えだ。

 兵庫県庁の本庁舎建て替えについては「大幅に見直す」。建て替えは必要だがテレワーク(在宅勤務)などが進展すれば、「オフィス面積はもっと小さくできる」と指摘。一方で現在の県庁舎の土地を高度利用することで、賃貸オフィスなどを建設し、県の財政にも寄与する施設になるとみる。議会棟を別棟にするのは「時代遅れ」との見方を示した。このほか公約に関連して議員定数の削減など県議会改革にも着手したい考えなどを述べた。

 中川氏は「私がなぜ落選し続けても信念を訴え続けているか、それが本当の政治家の姿だと思うからだ」と述べ、立候補した理由を改めて説明した。知事選には4回目の立候補になる。政令市の市長選も過去3回立候補した。加西市長選に2回当選して2005〜11年に市長を務めたほかは、いずれも落選している。
 
 兵庫県知事選には中川氏のほか、元副知事の金沢和夫氏、元総務省職員で大阪府財政課長だった斎藤元彦氏、元兵庫県議の金田峰生氏が立候補を表明している。他の立候補者との違いとして、民間出身かつ市長経験者であるほか「政党の推薦が出たら立候補しようかという甘っちょろい話ではなく、信念で立候補し続けているところを見てほしい」と語った。

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