DiDiが神戸・姫路などで食事宅配を開始 3月に広島、4月に京都も

20210225DiDi記者会見

 中国配車サービス大手の滴滴出行(DiDi)傘下のDiDiフードジャパンは25日に、兵庫県内での食事宅配サービスを開始した。対象地域は神戸市と姫路市、尼崎市、明石市、西宮市、芦屋市、伊丹市、宝塚市、川西市(それぞれ山間部や離島など一部地域を除く)で、同日から注文受付や配送を始めた。神戸市内では東証ジャスダック上場の出前館に加え、海外大手の米ウーバーや、独系フードパンダなどがすでに食事宅配を展開しており、一段を競争が激しくなりそうだ。

 事業開始にあたって神戸市内のホテルで記者会見したDiDiフードジャパンの井上貴之営業本部長(写真)は、「1000店舗以上と多くの店舗が導入したうえでスタートできた」と店舗数の多さを強調した。同社のシステムはAI(人工知能)を活用することで「どこのエリアでいつ、どれぐらいのオーダーが入るのかをビッグデータから予測して、配達員の配置を最適化する」。このため「料理ができあがったころに配達員が店舗に到着して、できたてを配達できる」のが強みという。

 DiDiフードジャパンは20年6月に大阪市で食事宅配サービスを開始。21年1月には福岡県内でもサービスを開始していた。兵庫県内は3地域目になる。3月には広島県内、4月には京都府内、5月には愛知県内での展開を予定する。井上本部長は「西日本で人口が増えている大都市は福岡市のみ。飲食店にとってより厳しい経営環境の西日本で選ばれるサービスにすることで、全国展開の際に大きな強みになると考えている」という。東京都内でのサービス開始について準備は進めているとしながらも、時期は明らかにしなかった。

 スマートフォンアプリ「DiDiフード」を通じてサービスを利用できる。兵庫地域でのサービス開始に伴い、利用を促進するキャンペーンを実施する。兵庫地域で新規に利用登録すると最大4000円分のクーポンを配布。初回の注文が最大で無料になる。同じく兵庫地域で登録した配達員には、配達1回あたり200円のボーナスが付く。キャンペーンの終了時期は未定としている。

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