今日の株式相場・4日 上値の重い展開か、米雇用統計を見極め 2万6800円台か

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▽株価指数の前日終値
日経平均  26809.37円 +8.39円(+0.03%)
TOPIX    1775.25  +1.28(+0.07%)
ダウ平均  29969.52ドル +85.73ドル(+0.28%)
S&P500   3666.72 -2.29(-0.06%)
ナスダック 12377.182 +27.816(+0.22%)

▽上値の重い展開か、米雇用統計を見極め
 日経平均は2万6800円台で推移か

 4日の東京株式相場は上値の重い展開になりそうだ。前日の米株式市場で主要な株価指数が高安まちまちだったうえ、外国為替市場で円相場は1ドル103円台後半に上昇している。日本株の中長期的な先高感は根強いにしても、いったん様子見ムードが広がりやすい。日本時間4日夜に発表される、11月の米雇用統計を見極めたいとの見方も広がるだろう。このため積極的な売りも買いも手控えられそう。日経平均株価は2万6800円での推移になるとみられる。

 3日の米株式市場でダウ工業株30種平均が3日続伸したが、多くの期間投資家が運用の目安にするS&P500種株価指数は小反落した。米国で議論している追加の経済対策を好感した買いが先行した。ただ、米製薬のファイザーなどは、開発中の新型コロナウイルスのワクチンが計画した規模では供給できない、と伝わり上げ幅を縮める展開になった。こうした方向感が明確に定まらない展開を、4日の東京市場も引き継ぎそうだ。

 国内ではNTT(9432)の完全子会社になるNTTドコモ(9437)が本体ブランドで料金の大幅な引き下げになるプランを発表。KDDI(9433)やソフトバンク(9434)など通信株の値下げ圧力になるとの見方がある。デフレ要因として他の物価にも波及するとの見方が広がれば相場全体の重しになりそう。一方で菅義偉首相は2日、21年1月末を想定していた「Go To トラベル」の期限延長を表明。春の感染収束局面で景気を下支えするとの見方につながれば、相場も下支えしそう。

▽注目銘柄 富士フイルム(4901)/日機装(6376)

 4日付の日本経済新聞朝刊は「富士フイルムホールディングス(4901)などがカナダの製薬企業と協力し、米国で新型コロナウイルス感染症の治療薬と期待される『アビガン』の臨床試験(治験)を始めたことが3日わかった」と報じた。800人超の患者を対象に、最終段階にあたる第3相の治験を実施するという。治験で有効性を確認し、米国での販売を目指す。感染者の多い米国で治療薬として販売できれば大きな需要を獲得できるとの見方から、収益期待につながるか注目だ。

 同じく4日付の日経朝刊は「日機装(6376)は2021年春、欧米や中国など海外で小型の空気清浄機の販売に乗り出す」と報じた。実験では新型コロナウイルスにも効果があったという。日本では医療機関や家庭向けに7万400円で販売している製品で、新型コロナの感染対策としても使われ、品薄状態が続いているという。海外販売を控え、21年1月までに生産能力を月8000台から2万台に引き上げることから、販売増に収益拡大への期待感につながるか関心を集めそう。

▽今日の行事予定(発表予定など)

 取引時間中に午前10時半に11月の輸入車販売、午前11時に11月の車名別新車・軽自動車販売が発表される。大引け後には日本駐車場(2353)、鳥貴族(3193)などが8〜10月期決算をはっぴょうする予定だ。海外では10月の豪小売売上高やインド中銀が政策金利を発表する。米国では11月の雇用統計に加え、10月の貿易収支と製造業受注が発表される予定だ。

▽前日の相場予想(結果は「小幅続伸」)
・神戸経済ニュース「続伸か」
・日経QUICKニュース「ワクチン期待で続伸か」
・ブルームバーグ「小幅続伸へ」
・ロイター「強もちあいを想定」
《利益確定の売り多く想定より上値重い》

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