井戸兵庫知事、国連機関UNOPS「応援やぶさかでない」 都構想否決「残念」

20201103井戸兵庫知事

 兵庫県の井戸敏三知事は2日の定例記者会見で、6日に開業する国連機関「国連プロジェクトサービス機関(UNOPS、ユノップス)」のスタートアップ企業を育成する拠点「グローバル・イノベーション・センター(GIC)ジャパン神戸」について、「せっかく国連機関が来ていたいて、アジアをにらんでスタートアップ企業の支援をしてもらえるので、われわれとしてはスムーズなスタートを切っていただきたいという意味で、応援もやぶさかでない」と述べ、資金面での支援を検討する方針を述べた。

 UNOPSのGICは通常、個人や企業の寄付金によって運営する。だが足元では新型コロナウイルスの感染拡大で、特に企業からの寄付金は落ち込みがちという。「それでも寄付をしたいという有力企業もあると聞いているが、どうしても運営に支障が生ずるようなことがあれば、地元として協力を検討することもありうる」とした。このため井戸氏は、現時点で「いくら、なんのために、というところまで決まっているわけではない」と説明した。

 UNOPSのGICは、兵庫県の起業支援施設に隣接していることから「先輩が横で活動するのを見習いながら、兵庫のスタートアップ企業が学びながら事業を展開する」状態になると指摘。「アジアで活躍する企業が身近にいることが、兵庫のスタートアップに活力や目標を与えてくれる」という。さらに「できれば連携をさせてもらいたい」とも語った。

 1日の大阪市での住民投票で大阪都構想が否決されたことについては「率直にいうと、大阪都構想が住民の理解を得られることで、東京に対抗する西日本の拠点として大阪が活動することが、日本の発展に望ましいと考えていたので、結果としては残念」と述べた。そのうえで大阪市は大都市として「大阪府はもとより、兵庫県も含めた関西地域との連携やネットワークも欠かせない」と指摘。井戸氏が連合長の「関西広域連合も関西全体の取り組みに一定の役割をはたせるように努力する」と話していた。

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