川重株が反発、今期予想を上方修正 最終赤字予想も市場予想より縮小

20191231神戸株ワッペン

終値 1304円 +38円(+3.00%)

 29日の東京株式市場では川重(7012)が反発した。後場に上げ幅を拡大する展開で、一時は前日比59円(4.34%)高の1321円まで買い進まれた。東証昼休み時間帯の午前11時半に2020年4〜9月期の連結決算を発表した。同時に21年3月期の連結営業損益は200億円の赤字(前年同期は620億円の黒字)になる見通しを発表。従来予想である300億円の赤字から上方修正し、赤字幅が縮小するのを好感する値動きになった。

 これまで開示していなかった最終損益の予想も開示。270億円の赤字と、市場予想の平均(280億円程度)よりも赤字幅が小さいとして、買い材料視された面もあったようだ。ただ同社は11月2日に「グループビジョン2030・事業方針説明会」を予定。橋本康彦社長が中長期的な事業方針を説明する。前日に年初来安値を付けるなど株価が低水準にあることからも、本格的に買いを入れのは事業方針説明会の後でも遅くないとの見方も根強いようだ。

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