フジッコの4〜9月期、純利益18%増 原燃料価格の下落で採算改善

20201030フジッコ決算

 フジッコが30日に発表した2020年4〜9月期の連結決算は、純利益が前年同期比18%増の16億円だった。原油安を背景としたエネルギー価格の下落など、原燃料価格の負担軽減で採算が改善した。前期に総菜の増産体制を整えたことによる減価償却費の増加や、新型コロナウイルスの影響を受けた減収の影響を乗り越えて増益を確保した。営業利益は10%増の21億円。

 売上高は1%減の314億円になった。日もちしない日配総菜がスーパーで苦戦したうえ、百貨店での販売や業務用食品が新型コロナの逆風を受けて減収になった。自宅で過ごす時間が長い「巣ごもり消費」の影響でパック入り総菜「フジッコ煮」などは伸びたが、補えなかった。3月に発売した「大豆で作ったヨーグルト」の宣伝広告をテレビCMなどで強化したことで、ヨーグルト製品全体が伸びて売上高を下支えした。

 21年3月期の連結業績予想は据え置いた。純利益は前期比13%増の35億円を見込む。4〜9月期の純利益は従来の会社予想である15億円を上回った。ただ同期は予想に反して減収になったことや、上振れ幅が小さかったこともあり、業績予想の修正は見送った。

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