大丸須磨店40周年で初の大規模改装 15日オープン、地域密着で食品など強化
- 2020/03/11
- 15:19
J・フロントリテイリング傘下の百貨店で、神戸市営地下鉄名谷駅前に立地する大丸須磨店(神戸市須磨区)が15日にリニューアルオープンする。食品売り場では総菜の新店舗やイートインスペースを導入するなど、地域密着型の店舗としての役割を強化。開業40周年をきっかけとした、同店としては初の大規模改装で、内装も明るくする(完成予想図=大丸松坂屋百貨店提供)。40周年の記念に同店が開業した1980年代の神戸を描いたイラストの展示や、1980年代のショッピングバッグを復刻する。
1階の食品売り場では、中華総菜の「金龍DELI」や肉総菜の「マルヨネ」などが新規にオープン。イベントなどで人気の焼豚「新生公司」を常設コーナーにする。さらにイートインの「すし三崎港」「さかなや食堂うお活鮮」もオープンする。地域住民などに食品への需要が根強いことから、日常的に使いやすくなるよう利便性を高める。ライフスタイル雑貨「マルシェドブルーエブリュス」も出店して、相乗効果をねらう。
2階ではファッション・雑貨の売り場を再編。3階にも分散していた婦人服売り場を2階に集約し、より商品を見て歩きやすい売り場をめざす。カジュアル衣料の「ユニクロ」が売り場を大きく占める3階には、サービスのテナントが4月にオープン。ヘアサロン「パーティ」、保険代理店「ほけんの窓口」、整体の「カラダファクトリー」などが出店を予定している。
大丸須磨店を含む名谷駅前の商業施設「須磨パティオ」も、開業40周年を機に時計台をリニューアル。15日午前10時から毎正時に、からくり時計が稼働を開始する。このほか広場のベンチをリニューアルしたり、通路のカーペットを交換するなど、順次リニューアルを進めている。大丸須磨店では来年春に第2弾のリニューアルを実施し、神戸市の名谷図書館が入居することも決まっている。
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