GセブンHD、12月末の1株を2株に分割 配当は従来予定を実質据え置き

 G-7ホールディングスは(7508)2日、2019年12月31日時点の1株を2株に分割すると発表した。株式分割で投資単位あたりの金額を引き下げ、流動性の向上や投資家層の拡大をねらう。株式分割によって発行済み株式数は1333万6400株から、2667万2800株に増加する。同時に、会社定款に記載する発行可能株式数を5200万株から1億400万株に変更する。

 2020年3月期末の配当金は43円としていたが、1株あたり21円50線と変更。分割された株式を持ち続けた場合は、従来予定と同じ年間で86円の配当金を受け取れるよう、実質的に配当予定の据え置きを示した。前期は年78円を配当した。

 同社株は10月以降、上昇ピッチを加速していた。9月30日終値で3045円だった株価は、12月2日は一時4515円まで上昇。5割近く上昇し、連日で上場来高値を更新していた。

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