不動産経済研究所（東京都新宿区）が17日に発表した８月の近畿圏マンション市場動向によると、神戸市部のマンション発売戸数は前年同月比31.0％減の87戸だった。発売月内に契約にたどりついた戸数の割合を示す契約率は79.3％。契約率はマンション販売が好調であることの目安になる70％を４カ月ぶりに上回った。神戸市部の平均価格と１平方メートルあたりの分譲単価はそれぞれ3444万円、69.5万円だった。

　近畿圏全体でマンション発売戸数は前年比2.7％減の1341戸だった。契約率は84.9％と、目安になる70％を３カ月連続で上回った。

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