日銀神戸支店、景気判断「緩やかに拡大」据え置き 鉄鋼「海外向け弱め」

 日銀神戸支店が6日に発表した9月の金融経済概況では、兵庫県内の景気について基調判断を据え置き、「一部に弱めの動きがみられるものの、基調としては緩やかに拡大している」との見方を6カ月連続で示した。個人消費は緩やかに持ち直しているとの見方を示すなど、分野別の基調判断もほぼ前月から変更しなかった。輸出については「足元では弱めの動きとなっている」との見方も前月から引き継いだ。

 生産・出荷等の動向では「鉄鋼や鋼材」の生産について、「国内向けの建材や自動車が堅調であるものの、海外向けでは弱めの動きがみられている」とした。前月の「横ばい圏内で推移している」から内需と外需で濃淡をつけた。金融面の動向では、貸出と預金がともに増加する傾向が続いた。一方で、貸出約定平均金利は低下が続き、前月比0.003%低下の1.139%だった。

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