阪神高速神戸線リニューアル工事、最も長い渋滞4.4キロ 通行止め予定通り完了

20190604事前告知

 道路運営会社の阪神高速道路(大阪市北区)は4日、阪神高速3号神戸線の湊川〜京橋などを通行止めにして5月24日〜6月3日に実施した工事によって発生した、最も長い渋滞は4.4キロメートルだったと発表した。通行止め初日の5月24日に、う回路の1つになった32号新神戸トンネルの上りで国道2号出口(神戸市中央区)を先頭に発生した。(写真は通行止めを事前に告知した標識=5月20日撮影)

 このほか3号神戸線の下りで、32号新神戸トンネルとの乗り継ぎポイントである生田川出口(神戸市中央区)を先頭に、最長3.0キロメートルの渋滞が5月25〜28日に発生した。通行止め区間を利用した場合と同じ料金で通れる阪神高速のう回路を中心に、交通が集中して渋滞が発生しやすかった。神戸市の中心部では一般道もやや混雑した。ただ事前に通行止めの情報を積極的に広報した効果もあり、大きな事故や混乱などにはつながらなかったもよう。

 今回のリニューアル工事では、通常の路面の補修などにとどまらず、高性能防水の実施による長寿命化や、より見やすい案内標識への交換や、本線の道路照明をLED化するなどサービスの改善、京橋パーキングエリアの改良なども実施した。工事は予定通りに完了し、3日午前6時に通行止めを解除。現在は平常通り通行できる。

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