関西エアの山谷社長、神戸空港の増便「できるだけ早く成果を出していきたい」

20190604山谷佳之氏

 関西エアポートの山谷佳之社長(写真)は4日に開いた同社の決算に関する記者会見で、5月の関西3空港懇談会で合意した神戸空港の発着枠拡大について記者の質問に答え、「関係者のみなさんと鋭意、話を進めて、できるだけ早く成果を出していきたい」と述べ、早期の増便に向けて調整を進める方針を強調した。就航を希望する航空会社だけでなく、空港設置者の神戸市とも一定の合意が必要として、「具体的にどうかというのはお答えしづらい」と、時期の明言はしなかった。

 神戸空港のさらなる発着枠獲得に前向きなスカイマークの佐山展生会長について、山谷氏は「以前から仕事で付き合いがあり、たいへんエールを受けている」と話した。スカイマークが神戸空港を前面に押し出しているのも「たいへんありがたい」という。一方で、発着枠をスカイマークにどの程度配分するかは「航空営業を通じて今後話を進めたい」と述べるにとどめた。

 新たな発着枠を、現在は神戸空港に就航していない航空会社に割り当てる可能性についての質問にも、明確な回答を避けた。山谷氏は「飛行機は航空会社だけでは飛ばず、地上業務をどうするかなども考える必要がある」と指摘。一方で「相談があればわれわれも提供できることがあると思うし、規制緩和になった神戸空港から、どうしたら飛べるのかというのを航空会社でも考えていただけるならありがたい」と話していた。

 関西3空港懇談会で合意した神戸空港の運用時間の延長について、山谷氏は「3空港懇談会には(国交省の)航空局長も参加していたので中身はよく知っていただいていると思う」との見解を示した。一方で、「管制官を増やすとなればきちんとした対応が必要になる」とも述べ、懇談会での合意事項の実現には各方面との調整が欠かせないことを改めて強調した。

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