吉井バンドー社長「上げ潮に乗り遅れないように」 神戸同友会の代表幹事に就任

20190517同友会会見

 バンドー化学の吉井満隆社長(写真右)は17日午前、神戸経済同友会が同日午後に開催する総会を機に代表幹事に就任するのを控えて記者会見し、関西で国際的なイベントが相次ぐことや三宮の再開発が具体化するのを踏まえ、「『上げ潮』に乗り遅れないように、さらに同友会活動が進むようにしていきたい」と抱負を語った。

 バンドー化学から神戸同友会の代表幹事に就くのは4人目。吉井氏は「バンドー化学は神戸の財界が発明家の阪東(直三郎)に出資をしたという経緯もあり、代表幹事の就任を機に神戸に恩返しをしたい」と話した。

 吉井氏と交代で代表幹事を退任するノーリツの国井総一郎社長(写真中)は、「経営者個人の集まりということで、自由にのびのびとやってこられて大変感謝している」と話した。

 神戸経済同友会の代表幹事は2人。任期は2年で、1年ごとに1人ずつ交代する。もう一人の代表幹事である神戸土地建物(神戸市中央区)の副社長で元三井住友銀行の中尾一彦氏(写真左)は続投し、残り1年の任期を務める。

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