神戸港と大阪港、コンテナ効率化めざす新システムで利用登録 2カ所で説明会

20240221コンテナターミナル

【神戸経済ニュース】神戸港と大阪港でコンテナふ頭を運営する阪神国際港湾(神戸市中央区)は、コンテナターミナルの効率化を目的とする港湾情報の新システム「CONPAS(コンパス)」の利用登録を始めた。CONPASは大阪港の夢洲コンテナターミナル(DICT)で3月末に、神戸港のコンテナターミナル「PC-18」には2024年度上半期に、それぞれ運用を開始する予定。利用を希望する会社は港湾物流の電子化するポータル(玄関)サイトの「Cyber Port(サイバーポート)」から申し込む。(写真は神戸港のコンテナターミナル=資料)

 CONPASは、コンテナのターミナルへの搬出入をペーパーレス化すると同時に、予約制にするシステム。トレーラーの到着時間を平準化し、ターミナルのゲート前での待ち時間短縮、渋滞の解消をめざす。これまで神戸港で3回、大阪港で4回の試験運用と、神戸・大阪同時の試験運用1回を実施し、システムの正常な稼働を確認。ゲートで車両の確認時間の短縮や、さらにゲート前での待ち時間短縮が確認できるなど、効率化も進められると判断して、正式導入を決めた。

 阪神国際港湾はCONPASの幅広い利用を促す目的で、同システムの操作説明会を開催する。2月27日に阪神国際港湾の大阪事業本部(大阪市住之江区)で、3月12日に阪神国際港湾の本社で、それぞれ開催。いずれも午後2時から1時間半程度を予定する。テレビ会議システムを利用しが遠隔参加も可能だ。参加希望者は阪神国際港湾のホームページから申し込み書をダウンロードして必要事項を記入したうえで、阪神国際港湾の担当者宛にメールで送付する。

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