神戸空港が開港18年、各社出発便をお見送り 今年度の旅客数は過去最高ペース

20240216お見送り

【神戸経済ニュース】神戸空港では16日、この日に開港から18年を迎えたのを記念して、神戸空港からの出発便を航空会社の社員や空港職員らが「お見送り」する行事を開催した。「2月16日は神戸空港の開港記念日です」と書かれた横断幕を搭乗客から見えるように掲げ、出発する航空機に手を振って見送った(写真)。神戸空港に就航するスカイマーク、フジドリームエアラインズ(FDA)、ソラシドエア、エア・ドゥ、全日空の各1便ずつを選んで実施した。

 2023年度の神戸空港の利用者数は24年1月まで、従来の過去最高だった19年度を上回るペースで推移している。19年8月の発着枠拡大による便数増と、新型コロナウイルスの影響が後退したことによる航空需要の回復によって旅客数が増加した。25年4月の国際チャーター便の就航とともに国内線の発着回数の上限が現在の80回から120回に引き上げられる。自治体が開設した空港としては旅客数トップを維持してきたが、さらに多くの人が利用する空港になる見通しだ。

 神戸空港の開設者である神戸市は現在、25年の増便に対応するための第2ターミナル建設や駐機場の拡張工事を急ぐ。2車線だった神戸空港島とポートアイランドを結ぶ連絡橋は、4車線化の工事を終えた。30年前後を予定している国際定期便の就航向けては、現在利用中のターミナルビルの国際線対応や、国際航空貨物の取り扱いなどについて議論が急がれる。

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