12月の神戸市消費者物価、前年比2.8%上昇 年平均は42年ぶり3.2%上昇

20240119消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が19日に発表した2023年12月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.8%上昇の105.7になった。宿泊料や旅行代金、習いごとの月謝などが含まれる「教養娯楽サービス」が9.8%上昇、「書籍・他の印刷物」が7.2%上昇と高かった。一方で「教養娯楽用耐久財」は0.2%下落した。「電気代」は22.1%下落、「ガス代」は17.4%下落と大幅な下げが続いた。

 10大費目別の指数を前年同期比でみると、9費目が上昇。「教養娯楽サービス」「書籍・他の印刷物」「教養娯楽用耐久財」をすべて含む「教養娯楽」に加え、「生鮮食品を除く食料」「家具・家事用品」「被服および履物」「住居」「保健医療」「交通・通信」「諸雑費」「教育」が値上がりした。値下がりしたのは前月と同じ「光熱・水道」だけだった。

 欧米などで使うことが多い指標「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は前年同月比4.1%上昇。先月(3.9%上昇)よりも値上がりの勢いが加速した。

 全国統計では、総務省が同日発表した2023年12月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)が106.4と前年同月に比べ2.3%上昇した。前月比(季節調整値)は0.2%上昇だった。

 同時に発表した2023年平均の消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)は前年比3.2%上昇した。4.4%上昇した1981年以来42年ぶりの高い伸びとなった。

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