22年12月の神戸市消費者物価、前年比3.4%上昇 上昇率は拡大・前月比横ばい

20230120消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が20日に発表した2022年12月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で3.4%上昇の102.8になった。上昇率が3%を超すのは3カ月連続で、1996年5月(3.5%上昇)以来およそ26年ぶりの高インフレ(物価の急上昇)が続いた。上昇率は11月(3.3%)よりも拡大した。資源高や円安などを背景に「ガス代」「電気代」、灯油代を含む「他の光熱」の大幅な上昇が続いている。さらに「通信」も7.1%上昇と高い水準の上昇が続いた。ただ、生鮮食品を除く総合の前月比は横ばい。

 「電気代」は前年同月比で13.6%上昇、「ガス代」は28.5%上昇、灯油を含む「他の光熱」は7.6%上昇と、エネルギー価格は引き続き大幅な上昇した。加えて冷蔵庫や洗濯機などの白物家電を示す「家庭用耐久財」の10.6%上昇、鍋やタオルなどの「家事雑貨」の10.4%上昇なども目立った。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると、大幅上昇が継続した「光熱・水道」や、「家具・家事用品」が引き続き上昇をけん引。「生鮮食品を除く食料」「被服および履物」「諸雑費」「住居」「保健医療」「交通・通信」が上昇した。「教養娯楽」の上昇は0.1%と小幅だった。下落したのは、「授業料等」が安くなった「教育」だけになった。欧米などで使うことが多い指標「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は前年同月比2.6%上昇で、前月(2.7%上昇)に比べて小幅ながら伸びが鈍化した。

 全国統計では、総務省が同日発表した12月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)が104.1と前年同月に比べ4.0%上昇した。前月比(季節調整値)では0.4%の上昇だった。

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