上場会社の4〜12月期決算、足元の動きと来期に視線 予定一覧

20240119決算発表予定

【神戸経済ニュース】神戸市内に本社を置く上場会社の2023年4〜12月期など決算発表シーズンが始まる。19日には東証スタンダード市場に上場するアジュバンホールディングス(4929、20日〆め)が先陣を切って発表する。個人消費は店舗を持つ業種を中心として堅調に推移しており、製造業は想定以上の円安が収益の下支えになっている。24年3月期の業績には不透明感が薄らぐなか、来期の収益を見通すうえで各社とも足元の動向に投資家の視線が向かいそうだ。

 新型コロナウイルスの影響はほぼ収束し、消費者の外出は増えている。百貨店売上高は好調に推移。神戸市に本社を置く会社では、2月期銘柄であるスタジオアタオ(3550)は実店舗が好調という。4月期銘柄のロック・フィールド(2910)も23年12月まで17カ月連続で、既存店売上高が前年同月を上回った。通販は苦戦しているが、物価上昇が進むなかでも消費者が買い物に出かける様子が浮かび上がる。

 外国為替市場では、23年10月末から11月半ばにかけて、円相場は再び1ドル=150〜152円といった範囲で推移した。23年末にかけては1ドル=140円近くまで上昇したとはいえ、前期の急速な円安を見て、24年3月期は130円台の予想が多かった。海外売上高が多い製造業は思わぬ追い風を受けた形で、今期の業績にはかなり安心感が広がった。一方で輸入企業には、為替ヘッジなどで営業外収益の為替差益を計上する動きが出ている。

 こうした中で25年3月期の外部環境をどう見るか。国内景気や海外景気はどうなるのか、足元の手応えから、先行きを見通せるかに関心が高まるとみられる。特に日本企業が幅広く展開している中国や米国について、足元の動向にが関心を集めそうだ。アシックス(7936)や住友ゴム工業(5110)など、12月期決算の会社が発表する24年12月期の予想はもちろん注目だ。

 発表集中日は2月9日で、12月期決算会社4社も合わせて14社が発表予定。この日は時価総額が最も大きいシスメックス(6869)のほか、神戸製鋼所(5406)や川崎重工業(7012)も発表予定だ。神戸市内に本社を置く上場会社の23年4〜12月期など決算発表予定は表の通り。

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