2月の神戸市消費者物価、前年比2.9%上昇 電気代抑制で前月比マイナス

20230324消費者物価

【神戸経済ニュース】総務省が24日に発表した2月の神戸市消費者物価指数(CPI、2020年=100)は、生鮮食品を除く総合が前年同月比で2.9%上昇の102.7になった。政府の電気代抑制策を受けて、「電気代」が大幅に下落したことなどから9カ月ぶりに上昇率を縮小した。前月比では2カ月ぶりのマイナス。ただ「ガス代」は依然として大幅高が続いているほか、白物家電などを中心とした「家庭用耐久財」も11.9%上昇と目立つなど、物価の上昇圧力はなお大きい。

 「電気代」は前年同月比で13.0%下落したのに対し、「ガス代」は15.8%上昇した。加えて「家具・家事用品の」のうち「家庭用耐久財」のほか、カーテンやカーペットなど「室内装備品」が13.3%上昇、「寝具類」も13.6%上昇した。住居の「設備修繕・維持」も17.2%上昇と大幅な値上がりだった。

 10大費目別の指数を前年同期比で見ると「家具・家事用品」が9.7%上昇と物価高をけん引した。「生鮮食品を除く食料」「被服および履物」「諸雑費」「住居」「保健医療」「交通・通信」「教養娯楽」が上昇した。半面、「光熱・水道」が下落に転じたほか、「教育」は値下がりが続いた。

 欧米などで使うことが多い指標「生鮮食品およびエネルギーを除く総合」は前年同月比3.3%上昇。上昇率は前月(3.1%上昇)を上回った。

 全国統計では、総務省が同日発表した2月の全国消費者物価指数(2020年=100、生鮮食品を除く総合)が103.6と前年同月に比べ3.1%上昇した。13カ月ぶりの伸び率鈍化で、前月比(季節調整値)では0.7%下落した。

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