久元神戸市長、市の事業に理解が深まる意義を強調 初の個人向けSDGs債で

20221208久元市長市民債

【神戸経済ニュース】神戸市の久元喜造市長(写真)は8日に開いた定例記者会見で、個人向けに初めて「SDGs債」の発行を決めたことについて「神戸市が取り組んでいるSDGs(国連の持続的な開発目標)に資する事業を知っていただいて、自分たちが拠出したお金で、こういう事業が進んでいるというの理解していただくのは大変意義があること」と述べ、個人向け債券を発行する意義を強調した。金融機関の店頭向けに作成したパンフレットには資金使途として、ハイキング道の整備など里山活性化事業、生態系を活用した水質浄化機能の導入、河川改修などによる気候変動への対応、公共施設の照明LED化などを記載した。

 低金利によって発行できなかった個人向け市債の7年ぶり発行再開でもあり、神戸市の財政にとっては資金調達手段の多様化という面もある。神戸市は、中期計画「神戸2025ビジョン」がSDGsに寄与するとの評価を格付投資情報センター(R&I)から得て、2021年度から市債全額を「神戸SDGs債」として発行してきた。久元市長は「機関投資家の皆さんには神戸市がSDGsに取り組んでいることについて、かなり理解をしていただいて、(理解は)広がっている」とみている。SDGsに対する関心が高まる中で、個人向けにも需要が大きいと判断した。

 今回の発行額は20億円。神戸市は22年度、機関投資家向けに1000億円程度の公募地方債(神戸SDGs債)を発行する計画だ。久元氏は「全体から見ると規模がまったく違うので、機関投資家向けの市債(の発行額)を調整する必要はない」と話していた。

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