立命館とアシックス・プログリット、学生選手の育成で連携 短期留学前に英語学習

20221129立命大会見

【神戸経済ニュース】立命館大学(京都市中京区)は29日、アシックス(7936)の国内販社であるアシックスジャパン、英語学習サービスのプログリット(9560)と連携して学生スポーツ選手の英語力向上と世界最高水準のスポーツ教育に触れる機会を提供する「立命館グローバル・アスリート・プログラム」を開始すると発表した。世界をめざす学生スポーツ選手を選抜し、集中的に英語を学んで言語の壁を取り除いたうえで、スポーツ教育で評価の高い米国の教育機関に短期留学させる。

 期間は12月〜23年4月を予定。12月〜23年1月に目標設定や課題認識、スポンサー企業やロールモデル(立命館大出身の先輩)との交流を予定。あわせて12月上旬からプログリットで英語を学ぶ。スポーツや栄養学などの専門的なやりとりに対応できるよう、学生の技量にあわせた専門用語の学習など、短期留学を焦点に指導する。米国ではフロリダ州の著名なスポーツ教育訓練機関「IMGアカデミー」に約1週間滞在。さらにフロリダ州立大学を訪問して知見を深める。学生は23年3月4日に出発し、3月15日に帰国する予定。帰国後は4月ごろまでに報告会を開く。

 立命館大を運営する学校法人の立命館とアシックスジャパンが、2017年に結んだ包括連携交流協定の一環として、プログリットの協力を得てプログラムが実現した。IMGアカデミーでの短期留学や、フロリダ州立大の訪問はアシックスジャパンのネットワークを活用した。

 選抜された学生は陸上男子十種競技の川元莉々輝さん(22)、陸上女子400メートルの松尾李奈さん(23)、ラグビー部で学生ストレングス&コンディショニングコーチを務める岩田駿亮さん(20)の3人。川元さんは日本学生陸上競技対校選手権大会で22年まで2連覇した。松尾さんは22年の日本陸上競技選手権大会と日本学生陸上競技対校選手権大会の女子4×400メートルリレーで優勝した。立命館大の仲谷善雄学長らが東京都内で記者会見して発表した。(写真は左から仲谷学長、アシックスジャパンの小林淳二社長、プログリットの岡田祥吾社長=立命館大学提供)

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