シャルレの今期、最終赤字7億5600万円に拡大 子会社シャワーヘッド伸びず

20221028シャルレ

【神戸経済ニュース】レディースインナー(婦人下着)の訪問販売が主力のシャルレ(9885)は28日、2023年3月期の連結最終損益が7億5600万円の赤字になりそうだと発表した。従来予想である4億1300万円の赤字から下方修正した。訪問販売では主に衣料品の定番商品が販売不振で、新商品の計画も延期。加えて子会社で展開するシャワーヘッドの販売が、競争の一巡などで計画を大幅に下回って推移する見通しになった。

 売上高は前期比18%減の128億円、営業利益は95%減の7800万円を見込む。従来予想は142億円、5億9000万円だった。22年4〜9月期の衣料品類、シャワーヘッドの販売が想定を下回った分に加えて、下期の販売想定を引き下げた。これまで訪問販売でもシャワーヘッドを販売して一定の収益を上げてきたが、販売が一巡したことから10月以降は訪問販売でシャワーヘッドは取り扱わない方針としている。

 同時に4〜9月期の連結最終損益は5億8000万円の赤字になったようだと発表した。従来予想である7億1300万円の赤字から赤字幅が縮小した。シャワーヘッドの販売が計画を大幅に下回って減収になったが、訪問販売では在庫ロスなどの減少で、衣料品の採算が想定よりも改善した。売上高は19%減の64億円、営業利益は79%減の2億4000万円を見込む。従来予想は65億円、1億8000万円だった。同社は11月11日に4〜6月期決算発表を予定する。

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