六甲バタの1〜6月期、税引き益6.4倍 特別利益に土地売却益と補助金で

20210807六甲バタ決算

 チーズ大手の六甲バター(2266)が6日発表した2021年1〜6月期の単独決算は、税引き利益が前年同期比6.4倍の21億円だった。明石市内の土地をJR西日本(9021)に売却したことで発生した売却益14億8700万円と、19年4月に完成した神戸工場(神戸市西区)の生産設備などに対する兵庫県の産業立地促進補助補助金7億1900万円を特別利益に計上したのが寄与した。一方で稲美工場(加古郡稲美町)の一部解体費用などを特別損失に計上した。

 売上高は微減の266億円、営業利益は38%増の9億9400万円になった。家庭用チーズ製品の販売がやや減少したが、チョコレート製品やナッツ製品の販売が伸びて補い、売上高はほぼ前年同期並み。営業利益は、神戸工場の減価償却費が前年同期に比べて減少したことなどによる原価率の低下が寄与した。

 21年12月期の業績予想は維持した。同社は7月30日に土地売却益などを折り込む形で、通期の業績予想を上方修正していた。

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