こうべ医療者応援ファンド、1億6105万円を第4次配分 医療機関など60機関に

20200505神戸医療者応援ファンド
【神戸経済ニュース】神戸市とこうべ市民福祉振興協会は、新型コロナウイルス感染症の治療などにあたる医師や看護師など、医療従事者の勤務環境を改善するための資金調達を目的としたファンド(基金)「こうべ医療者応援ファンド」に集まった資金の第4次配分を実施したと発表した。配布した総額は1億6105万8800円になった。5月31日に開いた配分委員会で決めた内容に従った。

 2021年3月〜同年11月に①新型コロナ患者の入院を受け入れ②新型コロナの外来患者の治療③自宅療養している新型コロナ感情への往診・訪問診療または訪問看護の実績--がある神戸市内の45医療機関と15訪問看護ステーション(訪問看護ステーションは6〜11月が対象)に対し、患者に直接対応した「医療従事者の延べ人数」で1人あたり700円をクオカードで配布した。

 配分額の内訳は、45医療機関が1億5844万5700円、15訪問看護ステーションが261万3100円だった。医療従事者の延べ人数は、配分対象の医療機関・訪問看護ステーションに対して実施した実態調査の報告結果をもとに算出した。各機関に対するクオカードの配布は8月31日に終えたという。

 こうべ医療者応援ファンドでは3日現在で4133件、8億964万円の寄付を集めた。これまでに第1次、第2次、特別配分、特別配分施設の追加で、合計5億9129万円を配分。今回の配分後に残高は5730万円程度になる。

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