こうべ医療者応援ファンド、1億1600万円を第2次配分 入院受け入れの病院に
- 2021/01/26
- 03:32

神戸市とこうべ市民福祉振興協会は26日、新型コロナウイルス感染症の治療などにあたる医師や看護師など、医療従事者の勤務環境を改善するための資金調達を目的としたファンド(基金)「こうべ医療者応援ファンド」に集まった資金の第2次配分を決めたと発表した。神戸市内の13医療機関に、1億1612万7000円を配分する。金融機関名や金額などの内訳は、3月下旬をめどに公表する。
20年12月18日に第4回配分委員会を開催し、配分する金額などを決定した。20年5月8日〜9月30日までに新型コロナ感染症の入院患者を受け入れた病院など医療機関に対し、入院患者に直接対応した医療従事者(医師・看護師)の「人数」に、入院患者数と1万円を乗じた額を支給する。入院患者1人に対応する人数を、配分予定の医療機関に聞き取り、その平均値を算出の基準に使った。
こうべ医療者応援ファンドでは25日まで午前8時現在で3449件、5億9863万5860円の寄付を集めた。このうち第1回の配分で3億1504万6417円を配分済み。今回の第2回配分を差し引くと、残高は1億6746万2443円になる。足元の感染拡大を受けて入院患者も増えていることから、こうべ市民福祉振興協会では引き続き寄付金の募集を呼びかける方針としている。
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