モロゾフの今期、純利益一転の14%増に上方修正 25万株の自社株消却

20220730モロゾフ修正

【神戸経済ニュース】洋菓子大手のモロゾフ(2217)は29日、2023年1月期の連結純利益が前期単独比14%増の11億円になりそうだと発表した。従来予想の10億円から上方修正し、一転の増益見通しになった。新型コロナウイルス下の行動制限が3月以降に解除されたことで、商業施設や観光地への人の流れが増加したのを追い風に、収益が従来想定を上回る見通しになった。2月のバレンタイン商戦が受けた新型コロナの影響を補う。

 売上高は同15%増の313億円、営業利益は同13%減の17億円を見込む。従来予想は306億円、15億円だった。売上原価には、仕入れから約半年後に原料価格の高騰の影響が出ることから、下期にかけて原価率は上昇する見通し。加えて光熱費や物流コストも高止まりしているが、これらを勘案しても収益は当初の予想を上振れると判断した。

 あわせて自社で保有する株式25万株を8月10日付で消却すると発表。消却前の発行済み株式に対する割合は3.41%になる。焼却後の発行済み株式は708万8452株、消却後に自社で保有する株式は5万1388株になる。

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