ノーリツ、撤退のシステムキッチンなど永大産業に譲渡で協議 

 ノーリツは29日、撤退を表明していた住設システム分野のうち、システムキッチンなどの開発・生産の譲渡について、東証一部上場の住設メーカーである永大産業と協議することを決めたと発表した。ノーリツは2019年11月27日にシステムキッチンやシステムバス、洗面化粧台の製造販売を2020年6月末に終了し、主力事業である温水空調分野に経営資源を集中する構造改革を発表していた。

 今後はノーリツと永大産業の間で、事業譲渡の範囲や条件など詳細について詰める。譲渡するのはノーリツの全額出資子会社である茨城県土浦市のアールビーの事業のうち、群馬県前橋市のキッチンライフ事業所で手がける事業の一部になる見込み。

 アールビーは08年から永大産業からシステムキッチンの製造を受託しており、アールビーが保有する生産技術などは永大産業の事業と親和性が高いという。永大産業も事業の買収によって、既存事業との相乗効果が見込めると判断した。

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