ケミプロ化成の新中計、3年後の売上高107億円めざす SDGs取り組み強化

20210521ケミプロ中計

 紫外線吸収剤など化成品のケミプロ化成(4960)は20日、2024年3月期を最終年度とする中期経営計画を発表した。24年3月期には売上高が前期比12%増の107億円、経常利益4.5倍の5億円をめざす。売上高経常利益率は5%、自己資本利益率(ROE)7%、自己資本比率35%が経営目標だ。21年3月期はそれぞれ1.2%、4.1%、33.2%だった。

 重点施策として「12のタスクフォースの目標」を掲げた。「購買体制強化」「プラントサステナビリティ(工場の持続性)」といった分野別に経営課題を解決することで目標達成をめざす。なかでも主力の紫外線吸収剤など既存の化成品事業の強化と、足元で成長している製品の受託製造を伸ばして、収益拡大をめざす。

 SDGs(持続開発目標)への取り組みも新中計の目玉の1つに据える。タスクフォースごとに目指すSDGsを設定。さらに全役員と管理職が、SDGsにつながる個人別の行動宣言「私のSDGs宣言」を定め、日々の業務を通じて実践して、経営の持続性を高めたい考えだ。

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