川重と日立造の「シールドマシン」新会社、10月1日に設立で合意

 川崎重工業(7012)と日立造船(7004)は20日、トンネルの掘削に使う大型の機械「シールドマシン」に関する事業を10月1日付で、共同で設立する新会社に引き継ぐことを決めたと発表した。設立する新会社名は「川重日立造船シールド準備」とした。両社が10月1日付で共同新設分割して新会社を設立する計画だ。

 川重と日立造は1月27日に、シールドマシンの製造以外である営業や資材調達などを含むエンジニアリング業務を統合することで合意していた。シールドマシンの製造は両社に残す。詳細を検討したうえで10月に新会社を設立することを正式に決めた。出資比率も当初の合意通りに折半出資とする。

 シールドマシンはトンネルを掘り進むと同時に、トンネルの壁面を作って崩れないようにする大型の機械だ。21年3月期に同事業の売上高は、川重が64億円、日立造が70億円だった。

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