トーホー、医療従事者支援で80万円寄付 「社会貢献型株主優待」を活用

 トーホーは25日、80万円を神戸新聞厚生事業団(神戸市中央区)に寄付したと発表した。新型コロナウイルス感染症の対応に当たる医療従事者や医療現場の支援を目的とした、同事業団の募金に応じた。資金はトーホーが2009年に導入した「社会貢献型株主優待」と、トーホーの社員によるプルタブ回収の収益を拠出した。

 トーホーは社会貢献型株主優待を2009年に制度化。通常の株主優待はトーホーストアの優待券などを株主に配布しているが、希望する株主は優待品を受け取らず、寄付などの資金に充てることができる。これまで震災被害の義援金や、自治体への車いすの寄付などに充てたが、今期は医療従事者向けの募金に応じた。

 同社の社員によるプルタブ回収は2006年から実施。これまでは回収したプルタブを車いすと交換し、自治体に寄贈してきた。今年は回収したプルタブを換金し、寄付金の原資とした。

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