阪急神戸線100周年、記念ヘッドマーク電車を運転 10日から・記念グッズも発売

20200703阪急神戸線100周年

 阪急阪神ホールディングスの中核事業会社である阪急電鉄は10日から、阪急神戸線が開通100周年を迎えるのを記念したヘッドマークを取り付けた電車を運転する。開業当時の電車や、当時の「阪神急行電鉄」の社章をデザインしたヘッドマークを2編成に取り付ける。同時にヘッドマークの図案や当時の社章をデザインした記念グッズを同じく10日に発売する。(写真は車庫内でヘッドマークを取り付けた電車=阪急電鉄提供)

 阪急電鉄は1910年に前身の箕面有馬電気軌道が、宝塚線と箕面線で開業。10年後の1920年7月16日に、神戸本線(梅田〜上筒井)と伊丹線(塚口〜伊丹)が開業する。開業当初、神戸側の終点は神戸市立王子動物園(神戸市灘区)」の西側付近にあった神戸(上筒井)駅だった。高架線を敷設して神戸都心の三宮に乗り入れを実現したのは1936年(昭和11年)で、これが現在の大阪梅田〜神戸三宮の32.3キロメートルを結ぶ神戸本線の原型になった。

 同じく100周年を迎える伊丹線でも、ヘッドマークを取り付けた電車1編成を運転する。記念グッズはヘッドマークデザイン缶バッジ(4種類、各300円=税込み)、阪神急行電鉄社章合皮キーホルダー(800円)、ヘッドマークデザイン丸型ポストカードセット(4枚組、1000円)を、鉄道グッズのネット通販サイトである「鉄道甲子園オンラインショップ」で販売する。発売は10日午前10時の予定だ。

 記念式典などは開催せず、宝塚線100周年の際は運転した記念電車なども今回は予定していない。多くの人が密集するイベントの開催を避けるためという。記念グッズの販売会なども開催せず、ネットでのみ販売することに決めた。

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