井戸兵庫知事、「遊戯施設」に改めて休業を要請 緊急事態宣言2週間

20200422井戸知事

 兵庫県の井戸敏三知事(兵庫県が配信した動画より)は21日に記者会見し、新型コロナウイルスの感染防止を目的に15日から休業を要請した「遊戯施設」に改めて休業を求めることを強調した。パチンコ店は現在も「2割弱の店が開かれている」という。住民から県に「電話で通報を受けている」こともあり、こうした店舗には改めて休業を要請する。休業を要請した業種を対象とした50万〜100万円の支援金を受け取るには、休業したことを示す書類が必要になる。

 飲食店は午後8時までに営業時間を短縮するよう求めている。このほか風俗店などが営業を継続しているとの通報も受けているという。井戸氏は「たとえば受動喫煙防止や、客引き禁止の際に繁華街で活動したが、警察の協力も得ながら進めていく必要もある」と指摘。すでに兵庫県警は繁華街の巡回を始めているとも説明した。

 兵庫県を含む7都県に政府が緊急事態を宣言してから21日で2週間が経過した。新型コロナウイルスは感染してから約2週間が潜伏期間とされており、井戸氏は緊急事態宣言の効果を見極めるうえで「これからが本番」と強調。「効果が出るのが早ければ早いほど、一般的な日常生活が取り戻せる」と述べて、外出の自粛と特定業種の休業を改めて要請した。

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