神戸電鉄、北神地域の利便性向上 北神急行市営化にらみ・14日のダイヤ改正

20200312神戸電鉄

 神戸電鉄が14日に実施するダイヤ改正では、有馬・三田線で北神地域の利便性を改善する。朝・夕のラッシュ時に運行しているすべての急行列車が花山に停車することなどが柱だ。谷上駅で神戸電鉄と接続する北神急行線は6月の市営化で運賃が下がり、北神地域と都心・三宮方面との行き来が増えるとみられることに対応する。神戸電鉄が大幅にダイヤを見直すのは2017年3月以来3年ぶり。(写真は谷上駅に停車している神戸電鉄の電車=資料)

 平日朝のラッシュ時は7時台の上り(新開地方面)準急1本を急行に、急行1本を特快速に種別変更し、所要時間を短縮する。7時台の岡場を発車する7本の列車は、2本が特快速、3本が急行になる。平日夕のラッシュ時には午後6時台に鈴蘭台〜岡場で上下各1本を増便し、午後7時台、午後9時台の下り有馬温泉行き各1本を岡場行きに変更。谷上から岡場に向かう電車が3本の増発になる。

 新開地〜鈴蘭台では利用状況に応じた運転本数の見直しを実施する。昼間の時間帯は、同区間の運転本数が現在の8本から6本に減らす。運転間隔は概ね4〜15分になる。

 このほか粟生線では、三木市からの要望を受けた協議の結果、午前10時台〜午後1時台の新開地発・志染行きを三木行きに区間変更。午後0時台〜午後3時台の志染発・新開地行きを三木発に区間変更する。一方で粟生でJR加古川線、北条鉄道と接続しない列車はすべて運転しないなど、運転本数を見直す。

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