神戸市と阪急電鉄、北神急行電鉄の事業譲渡で協議開始 市長と社長が会見

20181227北神急行車両

 神戸市と阪急阪神ホールディングス傘下の阪急電鉄は27日、阪急電鉄の子会社である北神急行電鉄を神戸市に事業譲渡することで協議を始めると発表した。北神急行と相互乗り入れする神戸市営地下鉄との一体運営によって、現在の高額な運賃を引き下げ、人口減少が進む神戸市北部の魅力向上につなげる。阪急も主要な事業拠点である神戸市の都心・三宮地区(神戸市中央区)の活性化につながると判断した。(写真は谷上駅=神戸市北区=に停車中の北神急行車両=資料)

 神戸市の久元喜造市長と阪急電鉄の杉山健博社長が神戸市役所で記者会見した。市営化の具体的な方法などについては、今後の協議で決める。

 北神急行は1988年に開業し、路線は山陽新幹線の新神戸駅から谷上駅までの1区間。六甲山の南北を縦貫する路線で、約7.5キロメートルだ。谷上から乗り入れ先である神戸市営地下鉄の駅まで乗車すると、社局をまたぐことから初乗り運賃を2度払うため運賃が高くなり、利用者が伸び悩む要因とされている。

 もっとも市営化によって実際に運賃が下げられるのかや、株式や資産を売買するのであれば財源問題のほか、谷上駅で北神急行に接続する神戸電鉄への影響など課題も多い。事業譲渡の時期なども含めて、協議には一定の時間が必要になる可能性もある。

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