上組が大幅安、昨年来安値に迫る 新型肺炎の拡大で国際貿易縮小の懸念

20191231神戸株ワッペン

 25日の東京株式市場では港湾運送大手の上組(9634)が大幅安。前日比94円(4.13%)安の2182円と、この日の安値で引けた。昨年来安値である昨年1月4日に付けた2100円に接近した。肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染が、アジアからイタリアや中東へと広がったのを嫌気する値動きになった。世界経済が停滞し、国際貿易も減少することで、上組の取り扱い貨物の減少につながるといった見方などから売りが膨らんだ。

 東京市場全体でみても川崎汽(9107)が6.69%下落、商船三井(9104)が5.75%下落、郵船(9101)が4.73%下落と海運大手3社の下げが目立った。3社の持ち分法適用会社にはコンテナ船事業の統合会社であるオーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)がある。ONEの業績は海運3社の業績にも比較的大きな影響があるだけに、海運3社の下げが国際貿易の主流であるコンテナ物流の減少を連想を強めた面もありそうだ。

 神戸市に本社がある神戸港に関連する銘柄では、東証2部の兵機海運(9362)とトレーディア(9365)も、そろって下落した。

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